舞台のキャスト、
特に野田マップは、
キャストに優劣がない。
出番の量、セリフの量、
関係ない。
セリフの無いキャストも、
座長の松潤も、
責任は、皆、同様にかかる。
私は、そう考える。

舞台の醍醐味は、チーム感だ。
野田マップ、3度目だが、
今回は、始まる、5分前に、
皆で、円陣を組んでいる。
(野田さんはどこか照れ屋さん、性に合わないのか、今までは無かった)
皆、輪になり、肩を組み、気持ちが、繋がる。
サッカーの試合前のような、
わー！みたいな感じでは無い。
野田さんの、ちょっとした小話に皆、
耳を傾ける。
皆、笑顔になる。
そして、本番へ向かう。
皆で、意識のバトンを渡し、
1人1人が、孤独では無い、
繋がってる気持ちになる。
私だけかな。。
ミスをしても、誰かが補う。
皆、集中している。
裏でスタッフ、キャストが走り回る。

そして、芝居が終わり、
お客様の御顔が顕になる。
わ、、あの方がいた。。
レーシックをしたおかげで、
真ん中の席ぐらいまでは、ハッキリと
見えてしまう。
良かった、先に聞かなくて。。
なので、制作の方には、
知り合いの方は、私に伝えないでください、と弱気なやり取りをしている。
「今日、観にいきます。楽しみにしてます」
そんなメールを送って下さる方もいますが。。
松潤とは、わざと、
今日、松たか子さんくるよ！と言って、緊張を共有している。

先日、冒頭の台詞で口が滑り、かんで、
ロレロレした、、一瞬、意識が飛んだ。。
これは、めちゃくちゃこわい。。

身体に台詞が入ってくると、
たまに無意識に台詞を言ってしまう時がある。
脳みそと身体の意識を、スピードをあげて繋げなくてはいけないのに、疲労からか、集中力、
緊張感が足りなかった。
それでも、俺はかんでないぞ！
とばかりに次に進めるのが舞台に立つ役者だ。
でも、酷く落ち込んだ。
のだが、
その後、皆で舞台中央に密集する場面の時に、お客様にバレないように、皆が、私をチラチラみて笑ってる。
一瞬で気持ちが切り替わる。
皆が笑えれば、それで良いや。
ウルフルズのトータス松本さんの、
♪とにかく笑えれば、最後に笑えれば♪
が頭に流れてきた。
人間なんだから、ミスぐらいする。
良いじゃないか！と、笑えればそれで良い！

その後の1人語りで、
またかんだ😂

そんな感じで東京公演を終え、
生活サイクルが狂い、只今、
夜中に完全に目が覚めてしまった。

次は、北九州、大阪、ロンドン！

劇場でお待ちしてますね！！

写真、沢山撮りますね！！

Photographed with GR II

転載元: https://tta-keikaku.jp/ より