大阪公演
俳優
永山 瑛太
はじめまして
大阪で生まれた女
KEIKOです
そして「LET’s MEET at」プロジェクトの一員として
活動させて頂いております
タワーの女
KEIKOです
もう何十年ぶりになるでしょうか
通天閣へ行って参りました
通天閣へは幼い頃に
父と一緒に行った思い出の場所
さかのぼる事、約半世紀前
私がこの世に誕生した記憶が思い出される頃の両親は別居中
たまに年子の姉と私たち姉妹に父は会いにやって来てくれていて
まだ2歳程の私は誰だかわからず
父の事を【メガネのおっちゃん】と呼んでいました
そして急に引越しをすることになり
大好きな保育園を大泣きしながら離れ
メガネのおっちゃんと一緒に住みだし
なんだかよくわからないまま
【メガネのおっちゃん】を【おとうさん】と呼ぶようになっていました
父と二人で訪れた通天閣は
そんな新生活から数年経った小学校低学年の頃だったかと思います
たまにあると嬉しかった
父との二人のお出かけにワクワクしながら
初めて行った通天閣の展望台から眺める大阪の景色は
今でも鮮明に残っております
今となっては通天閣は東京タワーよりも随分小さいのですが
小さな少女からするととても大きく感じたのであります
展望台にあったお土産屋さんで
「好きなモノを選んでいいよ」と父から言われ
大阪という土地柄
笑いの英才教育が染み付いていたのか
悩みに悩んで手に取ったのは笑い袋
笑い袋とは
ピエロや笑った顔が描かれた巾着を押すと
つられ笑いをしてしまう程の楽しい笑い声が流れるという
ネーミングそのままな斬新な商品
色々なカラーがあったのですが
私が選んだのはそこだけ女の子らしいピンク色
今でもあるのかしら・・・
と、ネットで検索するとありました 笑
そんな思い出詰まる通天閣と東京タワーを設計された方は同じ方
耐震構造の父と称され
鉄筋構造による電波塔の構造設計を数多く手掛けられた内藤多仲氏
そして、東京タワーと通天閣以外に手掛けられたのは
名古屋テレビ塔
札幌テレビ塔
別府タワー
博多ポートタワー
があり
なんとも可愛い総称でタワー六兄弟とも呼ばれております
そんなワクワクするタワーストーリーも
「LET’s MEET at」プロジェクトに関わり
初めて知った事でありました
足裏を撫でると幸せになると伝わる
ビリケンさんの存在を大きく感じる
当時とはすっかり様変わりした展望台から
大阪の美しい夕焼けから夜景に変わる様を眺めながら
初めて通天閣を訪れ
景色に瞳をキラキラとさせて
父とのデートの帰り道には笑い袋を何度もリピートし
ニコニコしている小さな少女へ
「大人になってからはもっと大きなタワーに出会うよ」
「何も心配せずに笑い袋の様にニコニコしていたらいい事あるよ」
と、伝えたくなった様々な思い出が溶かされた再訪のひと時でした
素敵なきっかけをくれた
東京タワーへ
ありがとう
Profile
崔啓子 KEIKO CHOI
ジュエリーコーディネーター
クリスタルヒーラー
一般社団法人 NICOMMUN 代表理事
株式会社ANNAPURUNA代表
25年に渡るクリスタルヒーラー・ジュエリーコーディネーターとしての活動を元に、グローバルに活躍する経営者やアスリート、アーティストなど数多くのクライアントを持つ。
人と人を繋げる能力の高さを発揮し
【ニコニコを分かち合う共同体】一般社団法人NICOMMUNを設立。
【人生へのプレゼン力を育む】をテーマとした子どもたちの為の学校設立を展望としている。
現在は「LET'S MEET at」プロジェクトを通じて、アート・食・エンタメなどボーダーレスに活動中。